









今回のブログは写真で綴る「セヴラックってどんな人?」回想編です。行きも帰りも雲一つない空にくっきりと浮かぶ富士山に迎えられ、皆様のおかげをもちましてコンサートを終えることが出来ました。
コンサートは他ではめったに見られない、映像+トーク+演奏で構成され、目から、耳からセヴラックと同時代の音楽をお楽しみいただくものでした。セヴラックの名前を初めて聞いた、という方々にも、その魅力を堪能していただけたようです。セヴラックの音楽にはふくよかな風が流れているのですから。
舞台の上にはひまわりのオブジェも飾られ、舘野泉さんはフィンランドから帰国して4日目なのに静岡までお越しいただき、魂から紡ぎ出される音楽と素敵な言葉を残してくださいました。どんな言葉?・・・たくさんあるのですが、その一つに「小さな手のピアニストのための」言葉があります。私もその一人ですが、大きな手の人にも悩みはあるそうです。各指の長さが違うので弾きにくいそうです。特に左手だけで弾くとなるとそれはかなり大変なのだろうなと思います。「小さな手でも指の長さがそろっているから弾きやすいんだよ!」と。確かに、小回りもきいて音の粒も揃います。自分の長所を生かして逞しく進もう!という気持ちになりますよね。レジェンド、舘野泉さんの一言は重みがあります。
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